2023-05-01から1ヶ月間の記事一覧

駒落ち定跡「飛車香落ち-上手△2三銀型」

所司和晴著「駒落ち定跡」の「飛車香落ち-上手△2三銀型」。上手が△2三銀として1筋の歩を交換できない形で、下手は棒銀で攻める。銀交換してから上手の左香が無いことを活かし1筋に歩・香・飛を集めて突破を図る。 このように1筋を攻めないと、折角の飛…

駒落ち定跡「飛車香落ち-下手腰掛け銀定跡」

所司和晴著「駒落ち定跡」の「飛車香落ち-下手腰掛け銀定跡」。今日から飛車香落ち。下手腰掛け銀定跡、面白いです。まず飛車で1筋の歩を切り、▲1二歩を可能にする。上手の左香が無いメリットを活かします。腰掛け銀にして右四間飛車。このあたりは平手の定…

駒落ち定跡「二枚落ち-上手△5五歩止め」

所司和晴著「駒落ち定跡」の「二枚落ち-上手△5五歩止め」。二歩突き切り・銀多伝が終わり二枚落ちの最後は上手△5五歩止め。何も知らなければ△5五歩に▲同角と取って上手の狙いの乱戦になりそうでした。下手は▲4八飛としてから二枚の銀と角を使用し5五で…

駒落ち定跡「二枚落ち-銀多伝定跡」

所司和晴著「駒落ち定跡」の「二枚落ち-銀多伝定跡」最初は二歩突き切り定跡と同じだが、途中から左銀が上がって行き銀多伝に。上手の金と歩が角頭を攻めてきたときのために▲9八香と上がっておいたり、控えの桂や、十字飛車狙い。5筋突破が難しくなったら…

駒落ち定跡「二枚落ち-二歩突き切り定跡Ⅲ」

所司和晴著「駒落ち定跡」の「二枚落ち-二歩突き切り定跡Ⅲ」これも二歩突き切り定跡の分岐。Ⅱは並べるので精いっぱいになったがⅢは分岐が少なく並べやすかった。舟囲いが新登場。「上部から攻められる心配がないので」と、採用した説明がさらりと記載してあ…

駒落ち定跡「二枚落ち-二歩突き切り定跡Ⅱ」

所司和晴著「駒落ち定跡」の「二枚落ち-二歩突き切り定跡Ⅱ」。格言としては「玉は下段へ落とせ」「敵の打ちたい所へ打て」が出てきました。 細かい分岐を詳しく解説していますが、正直読み進めるのに苦労しました。級位者の僕にとって手の意味も難しいが、棋…

駒落ち定跡「二枚落ち-二歩突き切り定跡Ⅰ」

所司和晴著「駒落ち定跡」を進める。今日から二枚落ち。目次を見ると、二枚落ちの量が多い。四枚落ちまでは多くて30ページ弱でしたが、二枚落ちは100ページあります。「はじめに」によると駒落ちの中で最も多く指されるためページを多く割いたということ。読…

3手詰ハンドブック

浦野真彦著「3手詰ハンドブック」を毎日少しずつ進め、攻め方と玉方それぞれで1周解きました。巷の評判に違わず、さすがの良本です。基本的な40問から始まり、色々な詰み筋が盛り込まれた200問。解説も丁寧で、複数の解答がある問題は全て記載してあります。…

駒落ち定跡「四枚落ち-棒銀対△3二玉型」

所司和晴著「駒落ち定跡」から「棒銀対△3二玉型」上手玉が3二に上がって受けてくる形を棒銀で破ります。四枚落ちを通して何度も出てくる▲1二歩。上手の香がいないことを利用していますね。 これで四枚落ちは終了。八枚落ち・六枚落ちと比較し複雑になって…

駒落ち定跡「四枚落ち-下手9筋攻め」

所司和晴著「駒落ち定跡」から「四枚落ち-下手9筋攻め」下手棒銀戦法ⅡとⅢは下手がはっきりとしませんでしたが、この章を読むと、上手の右金が玉の方に行くと難しいので9筋に呼び込んでいるということでしょうか。9筋から破って竜を作り、上手玉が必至の形…

駒落ち定跡「四枚落ち-下手棒銀戦法Ⅲ」

所司和晴著「駒落ち定跡」から「四枚落ち-下手棒銀戦法Ⅲ」前章がはっきりしない形勢で終了しましたが、1筋を攻めず下手じっくり指す順。ここで初めて下手が玉を囲いました。今までずっと居玉でしたが、カニ囲いでしっかりと。銀挟みの手筋も出てきました。…

駒落ち定跡「四枚落ち-下手棒銀戦法Ⅱ」

所司和晴著「駒落ち定跡」から「四枚落ち-下手棒銀戦法Ⅱ」 上手が右金を守りに使い、棒銀で1筋・2筋が破れない。どうするのかと思ったら、はっきりしない形勢で終了。 上手目線で並べて受け方を学びましたが、下手優勢になるのは次章でしょうか。 決定版 …

駒落ち定跡「四枚落ち-下手棒銀戦法Ⅰ」

今日から四枚落ち。所司和晴著「駒落ち定跡」から「四枚落ち-下手棒銀戦法Ⅰ」四枚落ちはお馴染みの棒銀。今まで当たり前のように指していた飛車先の歩を交換するメリットが記載してあります。上手の香がいないので▲1二歩が急所の一手。先に銀を捨てるので大…

1手詰ハンドブックNo141~No300

少しずつ進めていた浦野真彦著「1手詰ハンドブック」を最後まで終えました。一冊終えた感想です。 将棋初心者の方、始めたばかりの方に絶対的にお勧めです。将棋上達には詰将棋が推奨されることが多いですが、いきなり3手詰だと挫折する可能性があります。ま…

六枚落ち vsピヨ三段

所司和晴著「駒落ち定跡」で六枚落ちを学んだので、八枚落ち同様にぴよ将棋(三段+のピヨ幸)で六枚落ちを試してみました。9筋を突破するところまでは学んだ通り。その後の寄せは定跡通りではありませんが、勝つことができました。ピヨの金銀がどんどん攻め…

駒落ち定跡「六枚落ち-下手1筋攻めⅡ」

所司和晴著「駒落ち定跡」から「六枚落ち-下手1筋攻めⅡ」初手△4二玉に対し下手が棒銀。攻めの銀と守りの金を交換して、その後は1筋に駒を集める。下手の攻めが遅ければ、△5五歩で角道を止められて受けきれるとのこと。何気ない△5四歩を見たときは意味が…