駒落ち定跡「二枚落ち-二歩突き切り定跡Ⅰ」

所司和晴著「駒落ち定跡」を進める。今日から二枚落ち。目次を見ると、二枚落ちの量が多い。
四枚落ちまでは多くて30ページ弱でしたが、二枚落ちは100ページあります。
「はじめに」によると駒落ちの中で最も多く指されるためページを多く割いたということ。
読破するには日数が掛かると思いますが、少しずつ進めていきたいと思います。

二歩突き切りと銀多伝があり、将棋の基礎が詰まっていると聞いたことがあり楽しみ。
まずは「二歩突き切り定跡Ⅰ」。4五の位を取り角効きを最大限活用。次に▲3五歩と突いて△2二銀を強要。
上手の金銀を3二・2二に固定させ、この金銀を相手にしないということ。
攻めの銀と守りの金や銀を交換するなど勉強になる。
しかしその後下手が飛車を捨て、角も切って勝ち。こんな豪快な手は指せません。
解説に記載の通り「実戦では少しずつ形が違うこともあり、堅実な攻めを狙った方が良いでしょう」