駒落ち定跡「八枚落ち-下手棒銀戦法Ⅰ」

定跡の勉強方法をどうしようか考えていました。棒銀四間飛車の様に良く使う/使われる戦法を学ぼうか。
しかし基礎を徹底しようと思い、駒落ちを勉強することにしました。
選んだのは所司和晴著「駒落ち定跡」。八枚落ち~香落ちまで記載され、ボリューム満点。500ページ弱あります。
道場ではほとんど香落ち~二枚落ちまでの手合いしか組まれないので、そこを読もうかとも思いましたが、ここは基礎からということで八枚落ちから読むことにしました。

今日は「八枚落ち-下手棒銀戦法Ⅰ」
八枚落ちの定跡は初めて学びますが、棒銀なんですね。改めて棒銀が将棋の基本であることを認識しました。

今後定跡の勉強でに気を付けたいのは「定跡を暗記するのではなく、手の意味を理解する」こと。この本は解説がとても丁寧に書いてあり、手の意味を理解しやすいと思いました。
目的は何なのか、違う手を指したらどうなるのか、参考図も多く記載されています。

ただ、終盤に自信がない僕には第6図から詰ませられるか分かりません。。
ここから詰みが見える人は八枚落ちのレベルでは無いのでは、と思ったりしました。

上手の立場でも並べました。なるほど、歩と金を使い中段で囲うと終盤が苦手な下手の方では寄せられないでしょう。